高速鉄道駅の冷却

業界概要

高速鉄道駅、空港、長距離バスターミナルなどのエントランスホール、待合室、出口通路などは、開放性が強く、空間が広く、人混みが多く、利用時間が長いため、新鮮な空気の供給量を増やし、省エネ・消費量削減の冷房対策を施すことが喫緊の課題となっています。そのため、特に西北地域など乾燥した空気エネルギーが豊富な地域では、自然冷熱を最大限に活用し、これらの分野で蒸発冷却製品を空気処理装置として活用することで省エネ・消費量削減を実現することが、HVAC設計仕様に盛り込まれ、ますます推進されています。

Aolan省エネソリューションのメリット

Aolan は、公共交通機関の大規模なオープンスペース向けに新鮮な空気の蒸発冷却風側ソリューションを提供します。

蒸発冷却風側ソリューションは、Aolan蒸発冷却空調ユニットを採用しています。屋外の新鮮な空気は、フィルタリングと蒸発冷却処理を経て直接室内に供給され、中間エネルギー変換によるエネルギー損失を排除します。北西部などの低湿球温度地域において、設備の給気温度は低く、消費電力は機械式空調システムの消費電力のわずか15%～40%です。新鮮な空気を冷却する運転は健康的で環境に優しく、投資コストと運用コストも低くなります。

プロジェクト紹介

高速鉄道駅西側にある旅客出発エリアやタクシー待合エリアなどのオープンスペースでは、Aolan（オオラン）の気化冷却式複合空調機が換気・冷房設備として採用され、乗客に快適で新鮮な空気環境を提供しています。本プロジェクトでは、合計12台のAolan（オオラン）気化冷却式複合空調機が採用され、総給気量は47万m³/hに達しました。