プロジェクト概要
このプロジェクトは浙江省に位置しています。博物館の収蔵庫の空調面積は約833平方メートルで、有機物収蔵室、無機物収蔵室、標本収蔵室の3つの機能ゾーンに分かれています。これらの収蔵エリアでは、温度、湿度、空気清浄度に関して厳しい要件が課せられています。ソリューションベースの温度・湿度制御空調ユニットを採用することで、文化財の長期保存に関する専門的な要求を効果的に満たしています。
収蔵品保管環境向けに、特注の定温・定湿度空調システムが設計されました。このシステムは、専用の屋内機械室に設置されたAOLAN社製ヒートポンプ駆動式ソリューション型温度・湿度制御ユニット2台で構成されています。有機物収蔵室には独立したユニットが1台ずつ割り当てられ、無機物収蔵室と標本保管室はもう1台のユニットを共有します。これらの独立したシステムは、各ゾーンの異なる環境要件に正確に対応し、温度と湿度の精密な制御、清浄な空気の連続供給、低炭素でエネルギー効率の高い運転という3つの主要目標を達成します。


パフォーマンスのハイライト
本システムは、周囲の温度と湿度に基づいて動作モードを自動的に切り替えます。夏季や雨季には、周囲の湿度が設定値を超えると、自動的に除湿モードが作動し、保管室内の湿度を下げて、収蔵品が湿気たりカビが生えたりするのを防ぎます。冬季や乾季には、湿度が設定値を下回ると、自動的に加湿モードが作動し、湿度を上げて、収蔵品のひび割れや脆化を防ぎます。これにより、年間を通して安定した保管環境が確保されます。
2台のユニットは正式に稼働を開始しました。現地での試運転後、安定して稼働しており、すべての性能指標が設計要件を満たしているため、博物館の収蔵品にとって信頼性の高い保管環境を提供しています。


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