化学工場の換気・冷却事例1

業界概要

夏は暑く、気温も高くなります。化学品生産現場では、可燃性、爆発性、揮発性の原料の揮発が速く、濃度が比較的高い場所では発火点や爆発限界に達しやすくなります。化学品、プラスチックなどの生産工場では、生産過程で有毒ガスや悪臭が発生し、人の目や呼吸器を刺激しやすく、眼疾患や呼吸器疾患を引き起こし、人体の健康を脅かす可能性があります。

プロジェクト概要

このプロジェクトは、福建省泉州市獅子市紅山工業区に位置し、合計2つの工場を有する反射材製造企業です。1つは鉄筋コンクリート造で、合計6階建て（2階は約400平方メートルの生産工場）、もう1つは鉄骨造で、延床面積は1,000平方メートルです。どちらの工場も生産設備は大型で、高さも高くなっています。夏場は工場内の気温が38℃前後に達し、暑いだけでなく、化学原料の強い臭いが漂い、従業員の心身の健康に深刻な影響を与えています。

2階と1階の鉄骨構造作業場には、それぞれ16台のAolanエアクーラーが設計・設置されました。両作業場の組立ライン設備は大型で高さがあるため、すべてのエアクーラーは直送方式で給気・冷却を行っています。エアクーラー設置後、室温は約30℃、風速は6m/sに達しました。換気と冷却効果は良好で、脱臭効果も大幅に向上し、甲顧客の期待通りの効果が得られました。